上顎前歯を根管治療後にブリッジで審美修復した症例
上顎前歯を根管治療後にブリッジで審美修復した症例
こちらの患者さまは以前に治療した前歯部分の見た目を改善したいとの主訴で来院されました。
初診時の診断にて、右上1番・左上1番・2番・3番に虫歯を確認したため、マイクロスコープを用いた精密根管治療を右上1番(3回)、左上1番(6回)、左上3番(3回)実施しました。
また、左上3番の歯については、歯茎より上に十分な歯質が残存していませんでした。左上3番のかぶせ物をしっかりと安定させるためには、歯茎より上に十分な歯質が必要となります。
そのため、根管治療後にエクストルージョンを実施し、歯茎の下に残存している歯質を上に引っ張り上げました。
コア・仮歯の装着
根管治療後に右上1番・左上1番・3番へゴールドポストコアを装着しました。それぞれの歯の準備が整ったところで、改めてプロビジョナルレストレーション(精密な仮歯)を装着。これによって、形態、咬み合わせ、豊隆具合(歯の膨らみ)を確認しました。
年齢・性別 | 50代 男性 |
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治療期間 | 1年3ヵ月 |
治療回数 | 31回 |
治療費 | 1,193,500円(税込) |
リスク等 | ・部分的に強い力がかかると、かぶせ物が欠けたり、割れたりすることがあります。 |