セカンドオピニオンの実施
歯科治療におけるセカンドオピニオンの重要性
東戸塚アルプス酒井歯科医院では、セカンドオピニオンを行っており、これまで多くの方がより納得のいく診断・治療を受けられております。さらにより多くの方へ納得の行く治療を受けていただけるよう、当院で行った治療例とともに歯科治療におけるセカンドオピニオンの重要性についてご説明致します。
セカンドオピニオンとは?
セカンドオピニオンとは「第2の意見」と言う医療用語で、治療方針や診断結果について担当医師以外の医師に意見を求めることをいいます。
なぜセカンドオピニオンが重要なのか?
例え同じ症状であっても、担当する医師の知識や技術、得意とする治療、さらに歯科医院の設備等によって治療方針や診断結果が変わる事もございます。そこで、複数の医師の意見を聞き、ご自身が納得する治療法を選ぶためにとても大切な方法と言えます。
セカンドオピニオンのメリット
誤った診断を防止できる
複数の医師が診ることにより、現在の症状に対して、より正確な診断を受ける事が出来ます。
選択肢が増える可能性がある
医師が得意とする治療や院内設備等により、治療の選択肢が増える可能性もあります。
納得の上で治療を受けられる
複数の意見を聞くことで、ご自身の症状や治療法への理解が深まり、納得した上で治療を受ける事が出来ます。
当院のセカンドオピニオンにより治療結果が変わった治療例
実際に当院にてセカンドオピニオンを受け、適切な診査・診断・治療によって、より良い治療結果が得られた症例をご紹介致します。
抜歯しかないと言われた歯を適切な処置によって保存した症例
こちらの患者様は他医院にて膿を出す治療を受け、その2ヶ月後に再発。このままでは骨が溶けるので抜歯をするしかないと言われ、セカンドオピニオンを受けに当院にご来院されました。
症状の根本原因を調べるため、診査・診断を実施
初診では、膿が溜まる症状が歯周病によるものか、歯の破折部分の細菌感染によるものかなどを調べるとともに、口腔内の状態を見極め適切な治療法を選定するため、徹底した診査・診断を実施。
患者様から同意をいただき治療開始
全てのケースで100%抜歯を回避出来るわけではありませんが、今回のように他医院にて抜歯と診断された症状でも、根本原因を見極め、適切な処置を実施することで結果が変わることもございます。歯の治療や診断等で不安やご不明な点がある際には、セカンドオピニオンを聞き、納得した治療をお受け下さい。
他医院での治療後に痛みが消えなかった症状を改善した症例
他医院にて歯の根の治療(神経の治療)を受けた患者様が、治療後も痛みが消えないとのことでセカンドオピニオンを受けに当院にご来院されました。
診査・診断
口腔内の状態を把握するため、徹底した診査・診断を行いました。この歯はまだ仮歯が装着されていましたが、根管治療は終えたとのことで、歯の根っこの部分にはお薬が詰められている状態(レントゲンで白く写ります※黄色)でした。
しかし、よく確認すると1ヶ所お薬が詰められていない根管を発見しました。このままにしておくと細菌が繁殖して、さらに症状が悪化するため、もう一度根管治療を行うことにしました。
土台の除去~患部の確認
根管治療を行うため、まずは歯に設置してある土台の除去を実施。健康な歯質を一切傷つけたり削ったりしないよう、ドリルと超音波スケーラーを用いてゆっくり丁寧な処置を行いました。
土台を取り除き、歯の内部を確認したところ・・・歯の底には人工的に掘られた穴(パーホレーション)が開いていました。この穴のために、治療後も痛みが消えなかったというわけです。
根管治療の実施~治療完了
戸塚区にてセカンドオピニオンをご希望の方へ
東戸塚アルプス酒井歯科医院では、他医院での治療方針や診断に不安などを感じている方へセカンドオピニオンを実施しております。当院は可能な限り天然歯の保存に努め、患者様一人ひとりに適切な診断・治療法のご提案を心がけております。「抜歯するしかない」「インプラントじゃないとだめ」など、言われた方も場合によっては診断が変わる事もございます。現在、歯の治療方針や診断にお悩みの方はぜひ、当院にてセカンドオピニオンをお受け下さい。